●(16)ヘルシンキで買い食い失敗 |
ホテルへ戻る前に「ストックマン」の地下スーパーへ寄る。 フィンランド人の大好物で、「世界一不味い飴」とも言われる「サルミアッキ」。てんこ盛りで売られていた。 乳製品が充実しまくっている。 モルディブのスーパーで見かけたバッテリージュースを発見。 キッコーマンも発見。一つ400円。 寿司ガリも発見。 巻き簾まで発見。北欧にSUSHIは定着しているようだ。 サルミアッキアイスを発見。美味いのだろうか。 ホテルに戻って戦利品を食す。 オレンジ+イチゴの不思議なミックス100%ジュース。良い組み合わせだった。 多すぎる選択肢の中から俺が買ったヨーグルト左と、嫁が買ったヨーグルト右。 どちらも美味そうに見えて実はとんでもなく、右を食べた嫁は「ごはんが入ってる…」と泣きそうな声を出していた。ヨーグルトではなくベリーソースをかけるミルク粥だったらしい。 一方、嫁の失敗に爆笑しながら左を食べた俺も「不味っ。もう要らない」と言って一口でギブアップ。甘みがまったくない上に酸味が強く、美味い要素が全然見つけられなかった。何なんだこれはと嘆きつつ、ガイドブックで紹介されているのを偶然発見して、ヨーグルトよりも粘性が強い発酵乳であることが判明した。 真打登場、サルミアッキアイス。飴と同じで色は真っ黒。食べ物に見えない。表面がサルミアッキチョコでコーティングされていて、中にはサルミアッキクリームが入っている。昆布とハーブとアイスと塩をいっぺんに食べたような味で、二口目で涙目になった。 |