勝手に海外情報


モルディブ(3回目)バンドス モルディブ
・訪問
2023年4月

・同行者
嫁・娘

・概略
コロナ後初の海外旅行。ゴールデンウィークに9連休休めることになり、こんなチャンスは当分ないだろうからどうにかして海外のビーチリゾートへ行こう、と決意して探しはじめたものの、そもそもがゴールデンウィークな上に、円安と物価高も重なって苦戦。他の候補地に比べて「スリランカ航空を公式サイトで直接予約+バンドスをアゴダで予約」がいちばんコストパフォーマンスが良いように思えたので、雨期なのは承知の上で決定した。新婚旅行で来た時に、将来、子供を連れてまた来たいと思ったことも決定の理由。

・食事
コストパフォーマンスで選んだハーフボード(朝夜のビュッフェ2食付)は正解だった。ビュッフェは味がよく、品数も十分にあり、飽きなかった。昼はインヴィラダイニング(ルームサービス)が美味しい上に快適、かつ大皿2つで済むので、我が家には合っていた。

・フライト
スリランカ航空・成田〜コロンボ〜マーレ往復乗継便。4本全部遅延、座席モニターの操作性に多難あり(故障していて使用できなかった時もあり)、満席なのにトイレが一か所使用不能(というか何のアナウンスもなくずっと使用中表示)、機内食の味が独自過ぎて嫁と娘があまり食べられず、といった具合で、激しく疲れた。ちなみに過去二回のモルディブもスリランカ航空で、二回とも帰国便が遅延して成田発伊丹行に乗り継げなかった。これだけ毎回遅れるのであれば、最初から遅れる時間を定時に設定しておいた方がよいと思う。そこを定時にするとそこから更に遅れるのでは?(by嫁)

・国内交通
個人予約の時に空港からホテルまでの船はどうやって手配するのか?は、予約時の注意事項に「別料金で空港からリゾートまで船で送迎するから希望するなら到着便を記載するように」と書かれていて、解決した。モルディブのリゾートも個人予約で行けます。

・ホテル
1回目のモルディブと同じバンドスのジャグジービーチヴィラ(我が家の通称「ゴン太くん」)。部屋のカテゴリーとしては上位の方。改築されていて快適に滞在できた。

・雨期
「雨期だからといって雨ばかり降るわけではない」というのは確かにそのとおり。風の強い日が多いことが問題で、海が荒れるのでスノーケリングが過酷になる、天気が悪い方に変わりやすい、写真映えがいまいち(海も空も青さが不足気味)、船が激しく揺れる(娘は大喜びでしたが)等、観光には不向きであることがよくわかった。

・こんど行くなら
乾期に行きたい。スリランカ航空ではないフライトで行きたい。


ハワイ
・訪問
2015年9月

・同行者
嫁・娘

・概略
娘初の海外旅行。永年勤続の特別休暇をシルバーウィークにくっつけて10泊12日で行った。

・食事
娘も現地食を食べてくれたので、丸亀製麺のような日本のチェーン店には一度も行かなかった。現地のおむすび屋さん「いやす夢」には、美味しいのとコンドミニアムから近いのとで何度も行った。

・フライト
ハワイアン航空のプレミアムエコノミー。バシネットは可能な席がすでに満席だったのと、娘の体重が上限を超えていたため申し込めず。ケチってエコノミーにしなくてよかったと思う。

・国内交通
レンタカーでノースショアへの田舎道をかっ飛ばすのは非常に気分が良かった。

・ホテル
前半3泊がヒルトンハワイアンビレッジ、後半7泊がアストン・アット・ザ・ワイキキバニアン(コンドミニアム)。ヒルトンが値上がりして予算オーバーになってしまったため分けたのだけれど、ヒルトンの方が居心地はよかった。

・こんど行くなら
ハワイの他の島にも行ってみたい気はするけど、ヒルトンの心地よさも捨てがたくて迷う。


イギリス
・初訪問
2012年9月

・同行者


・概略
ロンドンin&outで西の田舎・コッツウォルズと北の田舎・湖水地方へ行った。曇天続きを覚悟して行ったにもかかわらず天気に大変恵まれて、心の底から行ってよかったと思った。

・フライト
関空からロンドンまでは直行便がなく、欧州系と日系を散々調べて成田乗り継ぎのANAで飛んだ。欧州系・日系・中韓系のどれを選んでもイギリス着は夕方以降になる。イギリス発が、欧州系だと朝なのに対して、日中韓は夜なので最終日も観光に使える。

・言語
英語。とにかく早い。世界中に植民地があっただけのことはあって、白人・黒人・チャイニーズ・インディアン・アラビアンから何アンかわからない人まで揃っているため、訛りのある人も多いのだろう。どんな英語でもいいからもっとゆっくりしゃべってくれい。

・食事
美味いものと美味くはないものとがあった。美味くない方の共通点は、下味が何もついていない、加熱をし過ぎ、といった料理を放棄しているとしか思えないものだったので、不味くて食えない物には遭遇しなかった。

不味くはないけれどイギリスのベーコンはかなり塩っぱい。オムレツは卵3個使用が基本。何にでもフライドポテトが付いてくるので、一週間で半年分のジャガイモを食った。

・国内交通
イギリスの鉄道には特急料金が存在しない。高速長距離列車であっても運賃だけで乗車できる。ネットで事前に切符を買うと安くなる。往復切符だと更に安くなる。ロンドンから湖水地方まで特急に二時間以上乗って往復で1万円ちょっとしかしなかった。混んでもいるので早目に予約したほうがよい。満席でも立つ覚悟があれば乗ることはできる。

タクシーの台数は日本並、値段は日本より少しだけ安い。ロンドンのバスと地下鉄はオイスターカードで乗れば150円〜250円で乗れる。バスと地下鉄は冷房がないので暑い。

・レンタカー
右ハンドル左側通行なので日本人には運転しやすい、と思う。Hertzの予約は気休めでしかなく、日本語ナビつきにしろと念押ししたにもかかわらず、ヒースロー空港の営業所で「日本語対応ナビは無い」と謝罪もなく言われた。

ノルマでもあるのか、上位車種への変更を盛んに勧めてくる。渋っているうちに安くなったのでゴルフからGPSナビつきのアウディに替えたのだが、正解だった。カーナビは英語音声でも全く問題がなかった。

・宿
ホテルは事前にネット予約をするのが安くてよい。B&Bはネットに載っていないところが多々あるので、昼間に着くのであれば現地に着いてから探しても良いとは思う。

・通貨
ポンド。成田とヒースローとの比較では、成田空港のほうがレートがよかった。ほとんどどこででも(パブでも)クレジットカードが使えるので、現金をたくさん持っていく必要はない。 街の公衆トイレは有料のところが多いが、店内のトイレは無料だった。有料トイレのほうが汚いのは何故だろう。

・ショッピング
画になる街と世界一格好いい国旗とピーターラビットを産み出した国なので、かわいい物や格好いい物が至るところで売られている。円高ポンド安だったせいか、適正価格に感じられる物が多かった。

・こんど行くなら
湖水地方でカヌーを漕ぎたい。


香港
・初訪問
2012年4月

・同行者


・概略
往復航空券・ホテル2泊・送迎付5万1800円のツアーで行った。昼間はTシャツ1枚、夜は風が吹いていれば肌寒い程度で、沖縄よりも暖かかった。

・言語
公用語は英語と広東語と北京語。中国に返還されて北京語が追加された。広東語は明治時代の日本語を読んでいる気分になるが、北京語の簡体字よりは格段に読める。中国語ができなくても英語力があれば全く困らない。俺はときどき困った。店員でも英語が話せない人はいたから、香港人が全員英語を話せるわけではないようだ。

・食事
【本格中華】ローカルは広東料理だが、北京料理や四川料理など中国各地の料理店もたくさんある。有名店は東京や大阪に支店があったりもする。コース料理でもひとり一万円はしないので、日本の高級店よりは安い。

【飲茶】広東料理店が昼食の時間帯にやっていることが多い。朝から飲茶を営業している店もある。夜でも飲茶メニューが注文できる店もある。現在ではカート式よりもオーダーシート式の店が主流らしい。実際に、俺たちが行った店は全部オーダーシート式だった。満腹になるまで食べてもひとり三千円はしないので、日本で飲茶の店に行くよりは相当に安い。

【B級グルメ】お粥はパクチーやセロリが一緒に煮込まれていて青臭く、口に合わなかった。中華と洋食が混ざり合った香港独自のメニューがあるようなので、高級店に行くのはプライドが許さないバックパッカーはこちらを開拓していくのが楽しいと思う。値段は日本よりは安いが、東南アジアや北京に比べると高い。

【おまけ】タイ、インド、トルコ、和食、回転寿司などの料理屋もある。日本人が香港で行く必要はないと思うけれど。

・国内交通
MTR(≒地下鉄)で主な場所には行ける。九龍から香港島のセントラルまで90円。バスもたくさん走っている。タクシーはワンメーター乗って220円。交通費は全般に安い。

・宿
香港島はどこに泊まってもMTRの駅が近いので大差はない。九龍半島はMTRの駅から遠くなると交通の便が格段に悪くなるため、慎重に選んだほうがよい。

・通貨
香港ドル。クレジットカードは観光客向けの店ではほぼ使えるが、ローカルな店では使えなかったり高額商品のみだったりするため、ひとり一日五千円分くらいは持っておいたほうがよい。両替所・銀行・ATMは街中にたくさんあった。

・ショッピング
通天閣あたりで売っていそうなしょうもない物が好きなら天国だけれど、そうでなければ欲しくなる物はまず無い。ブランドショップがたくさんあったので好きな人はチェックしてみればよいとは思う。香港には関税と消費税が無いので、高額の買物をしても税の払い戻しは受けられない。

・こんど行くなら
【もう一度】陸羽茶室の飲茶、糖朝のマンゴープリン、「maxim's cakes」のパイナップルパン
【リベンジ】ヴィクトリア・ピークの夜景
【忘れ物】今度はトラムに乗りたい。


フィンランド
・初訪問
2011年8月

・同行者

・概略
「いちばん近いヨーロッパ」byフィンランド航空 だったのと、「かもめ食堂」を観て興味を持ったので行った。8月下旬で晴れている場合の天気は10月の大阪並み、日没は21時だった。陽射が強いので日焼け止めとサングラスは必需品。みんな英語を話すので自分に英語力があれば会話には全く困らない。俺はときどき困った。

EUに加盟していて、通貨はユーロ。シュンゲン協定加盟国なので、他の北欧諸国との行き来に際して出入国審査はない。

・食事
割高だがノルウェーよりはマシ。肉or魚+ジャガイモ、スープはクリーム味、だと思っておけば概ね間違いはない。サーモンが美味かった。サルミアッキアイスは必ず食べましょう。

・国内交通
ヘルシンキ市内は路面電車(トラム)を使って観光するのがよい。地図の印象よりもずっと狭いので歩いても回れるが、疲れる。郊外のヌークシオ国立公園へはたくさん出ている近郊列車とあまり本数がない市バスを乗り継いで行く。タクシーは日本以上に高かった。

・宿
Agodaなどの海外ホテル予約サイトよりも各ホテルの公式HPに出ている割引料金が安い。ガイドブックや予約サイトで候補を絞って各ホテルの公式HPを見に行くのがよい。

・通貨
ユーロ。ノルウェーとデンマークは「クローネ」だが、それぞれが別の通貨で互換性はない。スウェーデンはクローナなので、北欧を周遊する場合は訪問する国の数だけ通貨が必要になる。ユーロはヘルシンキよりも名古屋で両替したほうがレートがよかった。クレジットカードがどこででも使えるため現金は二人で一万円分もあれば十分。

・ショッピング
イッタラやマリメッコの食器はフィンランドで買っても安くはない。当然、日本よりも高くはないし種類も豊富なので、興味のある人は丸一日かけていろいろ見てみるとよい。エスプラナーディ通りに定価売りのショップが、市場や郊外にアウトレットがある。

購入した食器は高い代金さえ支払えば完璧に包装された状態で保険をつけて日本まで送ることもできる。持てないくらいに大量なのでなければ、日本からエアキャップを持参してショップの店員に「これで包んで」と言って渡したほうが、安上がりだし、帰国した日から食器を使えるし、よいと思う。

・こんど行くなら
ヘルシンキをあと三日くらい。ヌークシオ国立公園のもっと長いコースを歩く。オーロラが見たい。


ノルウェー
・初訪問
2011年8月

・同行者

・概略
フィヨルドが見たくて行った。予想以上に涼しくて曇りの日は寒いくらいだった。フィヨルド観光船に乗るのであれば8月でもウィンドブレーカーは必需品。みんな英語を話すので自分に英語力があれば会話には全く困らない。俺はときどき困った。

旅行には無関係だけれどノルウェーはEUに加盟していない。シュンゲン協定には加盟しているので他の北欧諸国との行き来に際して出入国審査はない。

・食事
どこで食べても何を買っても割高に感じられた。レストランの料理はとにかく量が多いので間違いなく満腹にはなる。退職してバックパッカーをやっているのでなければ無理に節約しないほうがストレスが溜まらなくてよいと思う。サーモンが美味かった。

・国内交通
南北に長い国なので時間がなければ飛行機を使ったほうがよい。LCCが飛んでいる他にスカンジナビア航空にも割引運賃が存在する。鉄道にも早割がある。予定が決まり次第、各社のウェブサイトをチェックするとよい。

フィヨルド周遊券「ナットシェル」はソグネフィヨルドとハダンゲルフィヨルドについてはそんなに得でもない気がするので無理に買わなくてもよい。ただし、ベルゲン急行はほぼ満席だったので遅くとも前日までには予約しておかないと乗れない可能性がある。ベンツやボルボのバスが山道を時速80キロでかっ飛ばしていた。

・宿
Agodaなどの海外ホテル予約サイトよりも各ホテルの公式HPに出ている割引料金が安い。ガイドブックや予約サイトで候補を絞って各ホテルの公式HPを見に行くのがよい。

・通貨
クローネ。デンマークも「クローネ」だが、別の通貨で互換性はない。スウェーデンはクローナ、フィンランドはユーロなので、北欧を周遊する場合は訪問する国の数だけ通貨が必要になる。ノルウェークローネは日本よりもオスロで両替したほうがレートがよかった。クレジットカードがどこででも使えるため現金は二人で一万円分もあれば十分。

・フィヨルド
観光地としてホテルや交通手段が整備されているフィヨルドがいくつかある。初めてで時間がなければオスロから日帰りも可能なソグネフィヨルドにしておけばよいと思う。フィヨルドの水は湖のように穏やかだが、舐めるとちゃんと塩っぱい。

・こんど行くなら
フィヨルドは一生分見た気がするからノールカップにでも行きたい。


タイ(プーケット)
・初訪問
2009年12月

・同行者

・概略
正月をどこで過ごすか嫁と話しているうちに海外のビーチリゾートにしようと意見が一致して行った。決めたのが2ヶ月前だったため航空券&ホテル探しが難航し、マレーシア航空の関空発ランカウイ往復の正規割引航空券をやっと見つけて予約しようとしたところで狙っていた価格の空席が無くなってしまい、改めてネットで検索していくうちに近畿日本ツーリストの通販サイトでヒルトン・プーケットアルカディアのガーデンビューに泊まるツアーの空席を発見、即座に予約をしてどうにか渡航が決定した。

残り物同然だった割には往復ともにタイ航空深夜便、空港からヒルトンまでの往復は俺たちだけのために日本語ガイド付で送迎、ホテルは海が見えないことを除けば文句なしと条件は悪くなくて結果オーライだった。

・食事
安い、美味い、バリエーションが豊富。日本以上に食事に困らなかった。

・島内交通
南北50Km、東西20km、面積543平方キロ。淡路島と大差がないほどの大きな島なので移動には時間がかかると思っておいたほうがいい。空港から主なビーチまでは街中にしか信号がない高速道路のような道をかっ飛ばして1時間くらいかかる。島内観光をほとんどしていないので交通事情はよくわからない。タクシーとソンテウとレンタルバイクはよく見かけたのでたいていの場所へはツアーでなくても行けるようだ。本土と橋でつながっているためバンコク発プーケット行のバスがある。ピピ島をはじめ近隣の島へ船便も出ている。

・宿
ヒルトン・プーケットアルカディアのガーデンビュー。もともとは現地資本の経営だったものをヒルトンが運営を引き継いだ。日本人よりも白人ツーリストのほうが圧倒的に多い。ガイドブック等には「日本語スタッフ:○」と書かれていて実際に日本人らしきスタッフがレセプションに居たが常駐しているわけではない。レセプション以外には日本語ができる人は居ないので基本的に英語でがんばらなければならない。

・通貨
バーツ。街中の両替屋で日本円からバーツに替えられる。安いといえども東南アジアにしては物価が高いので最初に2万円くらい一気に両替しておいたほうがよい。

・海
決して悪くはないけれどあの海を目的に行くというほどのものではないように思う。

・こんど行くなら
ピピ島が波照間だという噂が本当か確かめたい。


オーストラリア
・初訪問
2009年9月

・同行者
なし

・概略
シルバーウィークに夏休みの残りをくっつけて8日間で行った。決めたのが1ヶ月前だったため航空券探しが難航し、ジェットスターのビジネスクラスや沖縄発香港経由パース行を真剣に考えていたところで関空発アシアナ航空ソウル経由シドニー往復を破格の7万7千円で見つけて即決した。大喜びをしてカンタス航空国内線のシドニー〜エアーズロック往復を調べたらシドニーまでの料金よりも高かった。

・食事
高いが不味くはない。ハンバーガーとかサンドイッチとか日本人にとってはジャンクフードでしかないものが意外に美味かった。シドニーには中華街があってそこそこの値段で大量に食える。

・国内交通
広い国なので飛行機以外は考えないほうがよい。2社以上が競合している路線はバスよりも安いがカンタス航空が独占しているエアーズロック路線は信じたくないくらいに高い。ネットで予約できる正規割引航空券が存在するので予定が決まり次第予約すべし。

・宿
ユースホステルに泊まった。清潔だし設備も充実しているが日本のユースと比較すると快適とは言いがたい。二人以上で旅行するならツインかダブルの個室に泊まったほうが良いと思う。

・通貨
オーストラリアドル。シドニー空港のマネーエクスチェンジで両替をしたら日本の銀行よりもレートが悪かった。日本で両替するよりもオーストラリアで両替したほうがレートがよいのは市中の銀行で替えればの話であることを後になって知った。

・こんど行くなら
ケアンズが気になる。


中国(北京)
・初訪問
2009年7月

・同行者
なし

・概略
ANAのマイルを使って2泊3日で天安門、万里の長城、北京動物園など北京市と近郊の観光地を見てきた。 日々のネガティブキャンペーンのおかげか日本人観光客はほとんど見かけず白人が少々で圧倒的に中国人観光客が多かった。中国人のマナーは聞いていたよりはだいぶマシで特に不愉快な思いはしなかった。潔癖症の人は発狂するかもしれないけれど。中国人は自分に危害が及ばない限り他人には無関心なので何をやっても意外に許される。写真を撮っていて注意されたことが一度もなかった。

・食事
安くて美味い。メニューの漢字を見れば大体わかる。あくまでも大体なので想像と異なるものが出てくることはある。

・国内交通
北京市内の移動はどこまで乗っても2元(35円)の地下鉄がとても便利。主な観光地へはだいたい行ける。万里の長城へはバスが便利。徳勝門の裏側から919路バスが頻発している。北京北駅から鉄道でも行ける。『長城号』の1等車が17元。16元のバスより快適なので本数が限られているにもかかわらず乗客はそれなりに多かった。北京北駅から乗車する場合には各地への切符を買い求める人民と同じ行列に並ばなければならないので1時間前には駅へ行くべし。

・宿
北京駅前の城市青年酒店に泊まった。ホテルとユースがあってホテルは楽天から予約できる。北京の物価を考えればそれなりの値段だが日本人の感覚からすれば安い。ダブルベット・エアコン・トイレ・シャワー付で1泊248元。ユースは相部屋で50元からある。同じビルにショッピングセンターや飲食店が入居しているのでとても便利。

・通貨
元しか通用しない。発音は「ユァン」で表記は「¥」。メシと移動にはほとんどカネはかからない。入場料は少し高め。宿代が高い。以上は北京の話なので地方へ行けば状況は違ってくるとは思う。

・こんど行くなら
田舎へ行ってみたい。


モルディブ(2回目)ヴィルリーフ・ビーチリゾート&スパ
・訪問
2009年3月

・同行者

・概略
新婚旅行で行った。行きたいビーチリゾートを二人で列挙して雨期のところを消していったらモルディブだけが生き残った。ほとんど晴れたので自分たちの選択は間違っていなかった。

・交通
マーレから水上飛行機で40分。日が出ているうちにしか水上飛行機は飛ばないので日本から行くとマーレで1泊することになる。島内は歩いて移動できるが水上コテージまでの桟橋には日陰がまったくないのでメシを食いに行くたびに大汗をかいた。

・食事
3食付のツアーだったため滞在中ほとんどの食事をビュッフェ形式のメインレストランで食べた。調理法が変わっても素材が一緒なので、飽きるとまでは言わないけれど「またこれか」とは思ってしまった。味は良いものが多かったけど。

・宿
露天ジャグジーつきの水上コテージに泊まった。居心地は最高だったが部屋から出たくなくなるのが欠点といえば欠点だった。


韓国
・初訪問
2007年3月

・同行者
なし

・概略
板門店へ行ってみたくて渡航した。

・食事
何を食っても美味くて驚いた。パンがでかい。生の白菜が本当に美味くて食堂でよくボリボリかじっていた。

・国内交通
仁川国際空港からソウルまではリムジンバスで1時間くらい。電車も開通した。ソウル市内は地下鉄で移動するのが便利。交通とは関係ないけど韓国の携帯電話は走行中の地下鉄でも通じる。

・宿
安宿は都心近くの下町にある。俺が泊まったところは有名じゃなかったけど、綺麗で地下鉄の駅に近くてフロントのニイちゃんは日本語が普通に通じてインターネットは無料でやり放題で朝食付き。ソウルの安宿は総じてレベルが高いようだ。

・通貨
ウォン。紙幣の最高額が1万ウォン(約1000円)なので3万円くらい両替すると財布が2つに折れなくなる。

・こんど行くなら
金剛山ツアー


モルディブ(1回目)バンドス アイランド リゾート&スパ
・初訪問
2007年2月

・同行者
妹夫婦・義母・義弟・ロバート

・概略
妹の結婚式へ出席するために行った。初の海外ツアー旅行(添乗員なし)。リゾート滞在は極楽だった。機会を作ってくれた妹夫婦に心から感謝したい。

・食事
南の島でリゾートだから全く期待していなかった。が、すこぶる美味くて驚いた(寿司は除く)。日本のちょっと綺麗目な店と値段は変わらないのでバカ高くもない。

・国内交通
すべての国際線が発着するフルレ島には空港とホテルしかない。首都マーレや近場のリゾート島へは船で、遠くのリゾート島へは国内線や水上飛行機で移動する。

・宿
フルレ島とマーレにはトランジット・商用のシティホテルが、マーレにはあまり安くない安宿が何軒かある。それ以外はすべてリゾートホテル。良いツアーを選びましょう。

・通貨
リゾートでは伝票にサインしてカードで支払える。米ドル現金も使える。日本円から米ドルへ両替もしてくれる。現地通貨・ルフィアはマーレに行かない限り入手する必要はない。レストランやスーパーマーケットで米ドルを使えばお釣りでルフィアを入手できる。

・こんど行くなら
女と行きます。


ベトナム
・初訪問
2006年3月

・同行者
なし

・概略
フエへ行ってみたくて国内線を駆使して3泊5日で無理矢理回った。東南アジアそのものの雰囲気を予想して行ったら、意外に中国っぽく感じられた。当時はまだ中国に行ったことがなかったのだけれど。

・食事
前評判どおりに美味かった。朝は練乳入りコーヒーとフランスパン。フランスパンはおかずナシで食えるくらい美味い。フォーと揚げ春巻きもイケる。コメだけは日本のほうが美味いと思った。「アイスブラックコーヒー」を注文したらガムシロップがたっぷり入った激甘コーヒーが出てきてずっコケた。

・国内交通
個人で動くよりツアーバスを使ったほうが断然効率がよい。ラクな割に高くもない。1回だけ乗ったタクシーは言いもしないのにちゃんとメーターで走っていた。

・宿
超安宿が少ない代わりに1泊20ドル前後でエアコン・ホットシャワーつきの快適なところへ泊まれる。

・通貨
屋台でもドルが使える。ホテルやツアーの支払いはドル表示。ドンしか使えない場面も多々あるので多少は両替しておいたほうが無難。

・こんど行くなら
行ってないからハノイ。


インド
・初訪問
2005年12月

・同行者
なし

・概略
乾期だったため天気は良かった。ネパールよりも格段に暖かく朝には濃霧が、昼には霞がかかっていた。ネパールと違って日本人を多く見かけた。悪そうな奴やしつこい奴も確かに居たけど、ほとんどのインド人は普通だった。長期滞在ならともかく、1週間くらいの旅行で騙されるのは大人としてどうかと思う。

・食事
安く済ませたければカレー。美味いかどうかは店の味付けと個人の嗜好次第。俺はあんまり美味いとは思わなかった。腹を壊していたからカレーをほとんど食べてないし。値段は上がるが外国人向けの食堂へ行けばひととおりのものは食える。概して脂っこいので、腹を壊すと果物くらいしか食べられるものがない。チャイは安く、カフェオレぐらい濃厚な味がする。

・国内交通
国鉄が便利だった。バスよりは速く、飛行機よりは格段に安く、だいたいのところへは行ける。鉄道で行けるところまで行ってダメならバス、ワープしたくなったら飛行機というふうに使い分けるのがよいと思う。

・宿
観光客がとにかく多いので思ったところへ泊まれないことがある。1泊目は適当に妥協して、翌朝チェックアウトする前に目指す宿へアタックするのもひとつの方法。

・通貨
ルピーしか使えないと思ったほうがよい。両替できる場所があまりないので見つけたら3万円くらい替えておくべし。

・こんど行くなら
おもいっきり南とおもいっきり北へ行ってみたい。


ネパール
・初訪問
2005年12月

・同行者
なし

・概略
ポカラへ行ってみたいと思い続けて念願かなって行った。どこに行っても住民が居るのには驚いた。歩いてしか行けない山の上に平気で集落がある。日本と同じ広さの国土があったら4億人は住むのではないだろうか。

乾期だったため天気は良かった。それでもヒマラヤが見えない日もあった。都市では排気ガスが、田舎では砂埃がひどく、喉をやられてすぐに風邪をひくのでマスクは必需品。政府軍とマオイストの停戦期間が切れそうになっていたせいか(結局、延長された)日本人をほとんど見かけなかった。

・食事
ネパール料理はダル・バート、チャイ、モモ、インド系のスナック、しか存在しない。観光客向けに各国料理を出していてフライドライスとかピザなんかが普通に美味かったりする。日本食も総じてレベルが高い。たまに大外れして笑うときもある。

・国内交通
飛行機はバスと比較すればべらぼうに高いが、日本の国内線に比べればべらぼうに安い。バスは乗っていないからわからない。タクシーはメーターがついていても交渉制。ヒマラヤを眺めながら郊外をバイクでかっ飛ばすのが最高に気持ちよかった。

・宿
高いところから超安いところまでいくらでもある。冬の夜はかなり寒いので湯シャワーとまともな布団がないと辛い。

・通貨
地元民も使うものはネパールルピー、外人しか使わないものは米ドルが基本。両替できるところはどこにでもあるので日本円を適当に持っていけば問題なし。

・こんど行くなら
トレッキングをやる。


カンボジア(シェムリアップ)
・初訪問
2004年2月

・同行者
なし

・概略
バンコク経由で行った。ベトナム経由もメジャー。内戦が終わって復興とバブルがいっぺんにやってきているらしく町中いたるところで巨大ホテルを建設していた。

相当びびりながら行ったけど、シェムリアップに関して言えば危ないことは何もなかった。真夜中でもみんな普通に歩いてたし。暑いのを覚悟で行ったのに意外と涼しくて助かった。朝など寒いくらいだった。ただし、現地人でも不可解な異常気象だったようで、翌月に行った人は「ぶっ倒れそうなくらいに暑かった」と言っていた。

・食事
アジア飯。そこそこ美味い。少々怪しいが日本食も食える。

・市内交通
公共交通機関は存在しない。遺跡めぐりにはバイクタクシーを使う。アンコールワットまでは超がんばれば歩いていけるがチャリンコが1日1ドルで借りられるので歩いて行く奴はいない。坂道はまったくないのでクルマとバイクに気をつけていれば快適。

・宿
高いところから超安いところまでいくらでもある。暑くて眠れないと嫌なので奮発してエアコンルームにした。涼しかったから真昼間にしか使わなかったけど。

・通貨
米ドルが基本。リエルは1ドル未満の補助通貨としてだけ存在している。

・こんど行くなら
ぜんぜん嫌じゃないけど当分は行かないと思う。


イースター島
・初訪問
2003年1月

・同行者
なし

・概略
モアイで超有名。でも、どこにあるのかみんな知らない南の島。チリとタヒチの間にあってとにかく遠い。ラン航空がサンチャゴ〜イースター島〜タヒチに飛ばしているフライトが唯一の渡島手段。1社独占な上に世界中から観光客がやってくるため価格設定は強気。タヒチから往復10万円した。それでも一応、割引運賃だったけど。

乾期だったので昼間は暑かった。乾期だったのに実によくスコールが降った。日の出が7:00すぎ、日没が21:00くらいなのでバイクやレンタカーで走れば1日でかなり回れる。

・食事
マグロとパイナップル以外は不味かった。メシ屋はどこも店構えの割には高いが量だけは値段相応のものが出てくる。ビールとワインはスーパーでジュースと大差ない価格で買える。

・島内交通
タクシー以外の公共交通機関は存在しない。歩いて回れる広さではないので足の確保は重要。オススメはレンタカー。丘陵地帯の一本道をかっ飛ばしていると正面に青黒い海が突然見えてきたりするのがたまらなく楽しい。

・宿
すべて現地人の経営によるもの。外資のリゾートホテルはない。空港に各宿のブースがあるので予約していかなくてもなんとかなる。なんとかなった。民宿でも40ドルぐらいする。値引きもしてくれない。数ヶ所回って15ドルのところを見つけたのでそこに泊まった。

・通貨
米ドルが基本でお釣りにペソをくれる。チリ本土へ渡って旅を続けるのでなければあえてペソに両替する必要はない。離島だけあって物価は高かった。

・こんど行くなら
バイクでかっ飛ばす。ダイビングをする。


タヒチ
・初訪問
2002年12月

・同行者
なし

・概略
イースター島への経由地だから行っただけで目的地ではなかった。3月の西表島みたいな天気で晴れないくせに蒸し暑いなど、条件は良くなかった。

地域としての正式名称はフランス領ポリネシア。ポリネシアン、白人に次いで華僑も多い。

・食事
フレンチと中華料理はどこででも食える。安く済ます選択肢があまりなくて困った。

・国内交通
離島への移動は飛行機以外は考えないほうがよい。モーレア島にはフェリーで行ける。レンタカーは左ハンドルのマニュアル車しかない。借りようとすると国際免許証を出せと言われるので日本で作っておくべし。免許センターへ行って書類を書いて代金を払えばすぐにもらえる。

・宿
質の割には高い。最低クラスのドミに泊まったら暑くてまったく眠れなかった。中級クラスの都市ホテルに泊まったら近所のクラブがうるさくて朝まで眠れなかった上に寝坊した。

・通貨
現地通貨のパシフィックフランしか通用しない。空港で日本円から直接両替できる。物価は東京のド真ん中とほぼ同じ。食事と宿が高いのが旅行者には痛い。

・こんど行くなら
ボラボラ島へ直行


トルコ
・初訪問
1997年12月

・同行者
川本君

・概略
人生初の海外旅行。成田から乗ったトルコ航空が人生初フライトでもあった。イスタンブール・アタチュルク国際空港から乗ったリムジンバスで川本君が日本人&トルコ人の二人組と盛り上がっていて、ヤバくねえか?と思っているうちにスルタンアフメットの旅行代理店で国際学生証を作っていた。もちろん値段は高かった。

主な見所はイスタンブール、南西部の遺跡、中央部の奇岩帯。行ったところでは東北部の港町:トラブゾンがのんびりしていて気に入った。町全体が北を向いているので15時過ぎに薄暗くなってくるのには閉口したけど。

・食事
イスラム教の国なので豚肉料理はまったくない。酒は飲める。羊が嫌いでもチキンと野菜が食えればなんとかなる。トマトが嫌いだと相当きつい。

・国内交通
バスが安くて便利。たいていの都市には「オトガル」と呼ばれる巨大バスターミナルがある。案内所で行き先を告げて指示されたブースへ行けば予約なしでもチケットが買える。

・宿
シーズンオフだったせいか宿はどこも空いていて満室で断られたことは一度もなかった。それでも値引交渉は一度しか成功しなかった。

・通貨
トルコリラ。インフレがものすごくて、メシを食って40万リラぐらいは普通に支払っていた。数年前にデノミが実施されて現在は常識的な値段になった模様。宿やツアー代金の支払いには米ドルが使えたり米ドル建てだったりした。

・こんど行くなら
普通に南西部の遺跡を回ってみたい。パムッカレとか。

 

 

はじめにもどる

 

inserted by FC2 system